店長日記

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うちの愛犬
名前 ふじ
年齢 7才 
性別 ♀ 
犬種 ビーグル
特技 食べる 寝る


彼女との出会いは妻と出かけたホームセンターのペットコーナーだ。
一番最初に目にとまり、彼女も私たちをじっと見ていた。他の犬や猫など見て歩いている時もずっとこちらを見ている。妻と「ずっと見てるね」と気になり彼女の元へ。
彼女のプロフィールを見てびっくり!私と誕生日が一緒なのだ。
運命の出会いを感じてしまった。きっと赤い糸で結ばれてたんだ。
家族の猛反対も押し切り、家族に迎えることに!


そんな彼女が先日、お腹と背中にできた腫瘍の手術で入院し、今日退院してきた。
お腹と背中と生々しい傷跡にすごく心が傷んだ。
手術を選択したのが正しいのかどうか?最良の選択だったのか?
いろんなことを考えせられました。
彼女の早い回復を願うばかりです。
彼女が私のうちに来て良かったたと。私と出会えて良かったと。そう思っていてほしいし、そう思ってもらえるように、これからも精一杯の愛情と行動で接したいと強く思いました。

先週は怒涛の一週間でした。
15日 板柳町支会連絡協議会剪定会
17日 若者だけの勉強会


18日 青森県若手農業トップランナー塾勉強会、


    黒石市農業経営者との意見交換会(ただの飲み会かも)
19日 青森県第6期りんご剪定士勉強会


    農薬、肥料会社との懇談会
20日 青森県第6期りんご剪定士勉強会
21日 地元のとても素敵な後輩の結婚式(感動した)
22日 秋田県へ新品種の調査へ



などなど!
今の時期は剪定などの一般作業の他、研修、勉強会への参加、開催など自分を成長させるのに時間を多く割いています。
それぞれで気づきがあり、今の自分にできること、できないこと!やらなければならないこと、やらなくてもいいこと!などとても考えるさせられることが多いです。
計画、行動、反省、修正、先日聞いて心に残った言葉です。
常に何かを感じれる自分でいたい。常に成長している自分でいたい。
あくなき自分の追求です。
今日は若者だけの剪定勉強会!
剪定は熟練した技術が必要です。
若い時は勉強会に出席しても、技術も理論もまだまだなので、恥ずかしさや、照れもあり、質問などなかなかできません。
そこで同じような若者だけなら、気兼ねなく勉強できると思い、今から7年前に若者だけの勉強会を同志たちと立ち上げました。
当時は10人程でスタートしましたが、今年はなんと50人もの参加者になりました。
秋田県からの参加者や女性の参加者も5人いました。


畑では実際に講師の先生の実技を見て、検討したあと、みんなで指導をうけながら剪定します。
七年も経つといつの間にか自分も教える側になってました。歳とったなぁなんて思います。
やっぱりみんな気兼ねなく質問がでます。
自分もそうだったから、どんなことでも自分なりにわかりやすく教えたつもりです。
自分で剪定するのと違い、人に伝えるってすごく難しい。
少しでも役にたててたらいいなぁ!


畑のあとは実際に切った枝などを使った理論の勉強です。
すごくためになる話でした。
生理生態!すごく重要です。
りんごの木の気持ちを理解することだと思ってます。
まだ聞こえないりんごの声も、もっともっと勉強して聞けるようになりたい。
もっともっとりんごのことが知りたいって思いました。
最後はやっぱり酒を飲んでの反省会。
大盛り上りです。
でも話題はりんごのことばかり。みんなりんごが大好きなんだな!
こんな勉強会がずっと続きますように!
りんごづけの一日でした。
黄王8年生の園地、剪定終了!
この園地は私にとって色々とj気づきが多い、りんご生産の節目となった畑です。
私が経営を担って、自分で植えた4回目の改植園地なのだが、初めてりんごの木と話ができたというか、意思疎通ができたと思えた畑です。それまでの失敗を振り返って、ちょっとりんごとの距離が縮まった気がしました。
それまでの3回は技術も経験も何もかもが足りなくて、とにかく試行錯誤してたのを思い出します。
そんな畑の黄王ですが、どこか洋梨のような風味の、今までにない味のすごくおいしいりんごです。興味のある方は9月上旬収穫ですので、よろしければお試し下さい。
さてりんご栽培に重要な剪定ですが、それに伴って重要な仕事が傷口の処理です。
りんごにはフラン病という皮が腐っていく病気があります。その恐ろしい病気から木を守るためや傷口の治りを良くするために、のこぎりや、ハサミで切った傷口に墨汁いりの塗布剤を塗ります。
塗布前


塗布後


墨汁は殺菌効果もあり、また黒い色は熱もちがいいので、傷が早く治ります。


地道な作業ですが木の健康を保つため重要な仕事です。
青森県には公益財団法人りんご協会というりんご生産者をまとめている組織があります。


約6000人の会員がいて、各市町村に268ある支会という組織からなりたっています。
役割は↓


りんごに関わる様々な情報伝達や技術指導、りんごニュースという新聞発行などもしてくれます。



りんご協会による冬季巡回講座が、私が属する丸博支会で昨日おこなわれました。
丸博支会は現在私が会長を務めていて、16名の会員がいます。割と若い生産者がいる会なので、活発に行動してます。
冬季巡回講座では、りんご協会から派遣された優良生産者の方に、ガイドに沿って今年の生産のポイントや、最新の技術指導、剪定指導などををしてもらいました。


このような地道な行動の積み重ねが、青森のりんご産業を支えてるんだと、改めて思いました。
礎を築いてきた偉大なる先人たちに感謝、感謝です。
今日は子供を連れて弘前城雪燈籠まつりに行ってきました。
会場には市民手作りの雪灯篭やミニかまくら約300基、歴史的建造物の大雪像、ジバニャンなどありました。


あいにくの雨でしたが子供は大はしゃぎ!びしょ濡れになるまで走り回り、滑り台で遊んでました。


子供の時、雪祭りにいくと、楽しさと嬉しさでいっぱいだったことを思い出して、こころが温かくなりました。


ミニ情報ですが、雪燈籠まつりは夜がオススメです。老松のライトアップとロウソクを灯したミニかまくらがすごく幻想的でキレイです。
青森の冬は雪深いのです!
生活道路は定期的に除雪されますが、畑へ行く農道は春まで除雪がされません。
そこで我が家ではこいつが活躍します。


こいつが家へ来るまでは、雪藪をかきわけて、一時間歩かないといけない畑もありました。今じゃたったの2、3分で行けちゃいます。
また、力持ちのこいつは、後ろに大きなそりを装着し、約200㌔ぐらいの荷物なら軽々運んでくれます。消雪資材の運搬など大変助かります。


文明の力をうまく借りながら今日も頑張ってます!


妻が爆走中です(笑)
畑の見回りをしてたら、雪による枝折れが見え初めてきました!



黄王やトキなど黄色品種は、枝が硬いのでやはり折れやすい!先日の木炭散布による消雪だけではダメなようだ!毎年のことながら無惨な樹の姿を見ると、心が痛い!
なので黄色品種を中心にスコップで掘り、助けることにしました!



大変な作業だけど、大切な子供達を守るため、頑張ります!

23、24日で地元の有志と長野県へ視察研修に行ってきました。
約15年ぶりの新幹線に年甲斐もなく大興奮!


今回の目的は新ワイ化栽培という密植型の栽培技術をこの目で実際に確かめることと、
長野県の生産者の方との意見(情報)交換でした
目的地は松本市。いや~すごい!自分の考えた以上の栽培技術です!


こちらの代表が剪定指導する場面も!


夜には酒を酌み交わしながら、農業談議!作っている所は違えど、りんごにかける思いはみんな一緒。りんごバカだ。
朝早く起きて松本城と四柱神社という長野のパワースポットでパワーも充填してきました。



このブログを見た皆さんにも幸運が訪れますますように!
視て、察するで視察!本当に勉強になりました。今回の経験をを風土の違う青森に適したものに変えて、活用する。頑張らねば!
皆さんにすばらしいりんごをお届けするイメージがバッチリです。
ありがとう長野県。ありがとう長野の皆さん
今日から剪定を始めました。張り切って畑へ向かうと猛吹雪!


全然前が見えません(泣)
それでも寒さに耐えてると、天気回復!午後は剪定日和になりました。


ここはふじとぐんま名月の5年生の樹があります。去年初めて実をつけ始めました。
ふじは味が良く、蜜入りが良い系統のふじです。
ふじといっても、実は色々な種類の系統があり、それによって味も色も蜜の入り方も違います。このふじは私が選びに選んだ自信のふじです。
ぐんま名月は蜜が霜降りのように入り、とにかく甘い!そして美味い!
どちらも少量ですが、今年からお客さんにお届けできると思います。
さて剪定ですが、お日様がまんべんなく当たり、おいしいりんごができるようにいらない枝を切っていきます。
剪定前


剪定後


違いがわかりますか?
まだ若い樹なので、しっかりとした骨格造りをして、だんだん実をつけていくようにしてあげます。
昔亡き父が、「りんごの樹は子供と一緒だ」と言ってました。精一杯の愛情と行動で、良い成長ができるように見守ります。
剪定の極意って、その思いなんだと思います。
美味しく実ったりんごと、食べた人の喜ぶ顔を想像しながら、いつも剪定してます。
想いはきっと叶う!
冬は作業の合間を見て、自分を高める事に時間を使ってます。
今日は川上徹也さんの講演を聞きにに行ってきました。
この方「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法で「企業」「店舗」「地域」などを輝かせる仕事をしています。


心に残ったのは、「満足」してもらうのは普通のことで、その先の「感動」をお客さんに感じてもらうということでした。
そのために自分が何を出来るかを真剣に考えてみます。
このような講演を聞くとすごく刺激を受けます。
今日より成長した明日でいたいと感じた一日でした。
川上さん有難うございました。
りんご栽培において最大の敵は自然災害です。
その中で台風、雹に並ぶのが雪です。
今年は平年以上に雪が多く、現在畑の積雪は約80~100cmあります。


そろそろ枝折れ被害が心配になってきたので、天気のいい日が続くのを狙い「木炭」散布です。


この「木炭」消雪効果だけでなく様々な効果が合あります。


まさに自然からうまれた「大地の友」です。
雪深い畑で足をとられながらの散布作業は重労働ですが、愛するわが子(りんごの木)を守るため、冬の間頑張ります。


今日は新春剪定大会でした。
剪定とは、いらない枝を切ることにより、お日さまの当たりやすい環境作りや、木に刺激を与えることにより、りんごの品質を揃えたり、向上させることを目的に行います。
ちなみに、りんごの出来の七割は剪定で決まると言われてます。
そんな剪定の名人達が剪定を披露し、技術を惜しみなく伝えるのが新春剪定大会なのです。
私も、自分ならこう切るとシュミレーションして、違いがあれば質問してきました。
今日の経験を活かして、少しでも進歩し、お客様に去年よりも喜んでいただける今年になれるよう頑張ります。
いい勉強になった一日でした。
正月三が日で降り積もった雪で積雪が1mを超えました。
今日は雪をかき分け畑の確認です。小屋の屋根の雪にビックリ!
早速雪おろしです。


約半日かけて6箇所の園地の雪下ろしと、畑の見回り完了です。
さすがに、正月休みボケも加わり、さすがにくたびれました!

謹賀新年
明けましておめでとうございます!
今年も一年が始まりました!
今年の山善齊藤農園のスローガンは「満足」です!
自分自身が満足できるりんごを作る!
働く人が満足できる仕事環境と仕事内容!
お客様が満足するりんごをお届けする!
山善齊藤農園に関わる全ての人が満足できることを目指し全力で頑張っていきます!
今年もよろしくお願いいたします
山善齊藤農園の一年は、全6箇所の園地にお供えをして終わります。
今年一年への感謝と反省、そして来年への誓いをたて、手を合わせてきました。


今年は嬉しいことに、3才の息子もついてきて、一生懸命「ありがとうございました」と手を合わせていました。


父が昔私を連れて歩いてくれたように、自分の息子にもこの風習が、受け継がれる喜びでいっぱいの大晦日です。


今年一年本当にありがとうございました。
私、お日さまが大好きなんです。

自分の息子にも「大陽」と名付けました。(字画の関係で太が大になりました)

お日さまはすべての人を分け隔てなく、心も体もぽかぽか温かくしてくれる。

畑はお日さまが当たって温かい。
働く人たちも温かい。
りんごを食べた人たちも温かい。

みんなが温かくなってほしい。そんな思いの詰まった「陽だまりりんご」です。

夕食後の家族団欒や休日に、ほんわりと温かくなれるひと時を「陽だまりりんご」でお届けします。
今回ホームページ作成とブログ開設にあたりたくさんの人にお世話になりました。ページを作成してくれた藤田さん、赤石くん、ロゴデザインのフォーユースタッフ三浦さん、パンフレット作成の笹沼印刷石岡さん、そしてブログ開設のきっかけを与えてくれた佐藤さん、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございます。
機械音痴でアナログ人間の私ですが、精一杯自分を伝えていきたい思います。